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イルミネーション
イルミネーション_a0094090_21504575.jpg綺麗ですね~!待っていました。今年もイルミネーションの季節がやってきました!デパートを出てしばし見とれていたら、あちこちから、「ぱちっ、かしゃっ!」っと音がします。さすが今は皆さん携帯電話を(勿論カメラ付)もっていますから、何か見つけたらぱちっ!と撮るんですね~!私の携帯カメラには子供の写真しかありません、ここはちょっと私も皆の真似をしてパチリ!です。

でもイルミネーションの光を美しいと純粋に楽しめるようになったのは、ここ3年くらいかもしれません!というのも、めんたいワイドでは毎年年末、皆さんに美しいきらめきをお届けする、イルミネーション中継を放送します。九州各地には本当に様々なイルミネーションがあって、例えば子供達が暗い夜道危なくないようにと始まった地域密着のイルミネーション、はたまた海外赴任から帰国したご家族が海外の習慣が忘れられず毎年増え続けているイルミネーションだとか、ほのぼのしたエピソードと共に美しい映像で毎年大好評。だけど、だけど、優雅な光とは対照的に生中継での作業は本当に大変です。
いつもは1台しかないカメラが2台3台は当たり前、時にはクレーンカメラなんて映画撮影に使われそうな大掛かりなものまで投入して行われます。勿論生ですから、守らなければならない尺や映像に合わせてナレーションを読んだりする作業などもあり、いつもの中継に比べれば、何倍もの仕事量です。これが短くて、1週間はあるんですから、最終日は両目にクマがくっきり出来るほどの疲労度です。
なので町中にイルミネーションが点灯すると、ある意味恐怖の前触れだったりしたわけです。

今は私は中継担当ではありませんので、この恐怖感からは開放されましたが、ほっとした反面、なんだか心の片隅にぽっかり穴が開いたような、物悲しさを感じるのです。
あの終わった後の心地よい疲れ、うまくいったとき感じるスタッフとの一体感、目の下に出来たクマをしみじみ見ながら、今年も頑張ったなーとある意味年末の締めくくり、けじめのようなひと時だったのかもしれません。
人間何事も渦中にあるときはその大切さに気がつかないけれど振り返ってみると、かけがえの無い思い出になっているんですよね~。
ようっし!明日からも今の自分を真剣に生きよう!とこの光の瞬きをみて、思う私です。
by yukiko0904jp | 2006-11-06 21:55 | その他
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